こんばんは!
タイトル通りなのですが
施術ができないという時もあります。
腰痛で来られていたAさん。
痛みが強く、うつぶせになってもらうのも
キツそうでした。
いざ施術をしようとするのですが
体中のどこに触れても痛い。
痛みが強いのでなるべく遠くから
調整できるところはないか探っていくのですが
足先も手の指も頭部も
触れるだけで痛い。
ぎっくり腰の場合も
激しい痛みがあるのですが
それとは様子が違う…。
色々考えた結果
今日は施術はしないことにしました。
数日前にレントゲンを撮って
それでは異常が見つからず、
もっと詳しく調べるためのは
MRI検査と言われていたそうなので
MRI検査を受けた方がいいかもしれない
とお伝えしました。
ほんとはね、
レントゲン撮ってなんともなかったんだから
何かしら施術できるだろう
と思っていたんです。
痛い人を目の前にして
やってあげたいことが山ほどある。
あれはどうだろう、
これはどうだろう
この方法は?
・
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ぎっくり腰だと
多少痛みがあっても
施術するので
やってみようかどうしようか
葛藤しました。
が
気持ちがしっくりこなかったのでやめました。
「今日は施術をやめましょう」
というのはとても勇気のいることでした。
なんでこんなに勇気がいったんだろう
なんでちょっと落ち込んでしまっているんだろう
答えが見つからないまま
このブログを書いていたのですが
書いているうちに頭が整理されてきました。
自分の無力さを宣言するようで
勇気がいったんだと思います。
でも落ち着いて考えたら
この気持ちって自己都合です。
Aさんにはまったく関係ありません。
Aさんを主体に考えた時、
あそこで施術をするというのは
「押しつけ」になってしまっていたと思います。
「自分の無力さを認めたくないために施術を押し付ける」
最悪ですよね。
そうならない選択ができて良かったです。
このように体を触ってみて
「おかしいな…」
と思った時は施術をお断りする場合もあります。
ご理解ください。
でもこういう痛みがでてしまうということは
やはり今後調整はしていった方がいいです。
体の使い方も変えていかないといけません。
MRI検査をしてから、また連絡します!
と言ってくださったので、
その時は今日力になれなかった悔しさもひっくるめて
ぜひとも力になりたい!
そう思っています。